北京
PM2.577
23/19
世界各地で、米国の民主主義といわゆる「民主主義サミット」に対する批判が相次ぐ中、中国外交部の趙立堅報道官は31日、「米国は国際社会の理性的な批判の声を重視し、深く反省し、民主の二重基準という偽りの仮面を外して、適切な行動をとって国内問題を解決し、国際社会の関心に応えるべきだ」と述べました。
趙報道官は「中国は、民主主義が人類共通の価値であり、他国を凌駕(りょうが)する民主主義の『教師』などは存在しないと主張している」と指摘しました。そのうえで、「米調査機関ピュー・リサーチ・センターなど複数の世論調査が示しているように、米国民を含む国際社会は米国の民主主義の状況を好ましく思っていない。米国は自身のさまざまな問題と悪行を無視して、『民主と権威の対決』という偽命題をでっち上げ、民主を『ラベル化』し、『政治化』しようとしている。いわゆる『民主主義サミット』があっけなく終るのは、十分に予想されていた」と述べました。(Yan、CK)