北京
PM2.577
23/19
中国とアフガニスタンは人道支援、経済再建をテーマにした2つの実務レベルの作業部会の初会合を開きました。これについて、外交部の趙立堅報道官は31日、アフガニスタンが現在直面している人道情勢と経済再建などについて双方が重点的に意見を交換し、中国の対アフガニスタン人道支援と双方が関連分野で協力の進展を整理し、国政運営の経験交流を強化することなどで合意したと説明しました。
会合の内容については、中国は今後もできる限りアフガニスタン国民の暮らしの改善と経済の立て直しを支援し、アフガニスタン産の特色ある農産物がより多く中国へ輸出されるよう支援する方針を示したうえで、緊急食糧援助、医療設備、越冬物資の新たな追加を発表し、アフガニスタンの能力構築と人員訓練の強化を支援することを発表しました。なお、アフガニスタン側は、中国がアフガニスタン国民のために提供した誠意ある支援に感謝を示し、中国の関連機構と人員に対する安全保障をさらに強化し、中国側がアフガニスタンへ投資を拡大することを望むと表明したということです。
趙報道官は「現在、アフガニスタン国民は深刻な人道危機に陥っている。中国は国際社会が手を携えて、アフガニスタン国民が難関を乗り越えられるよう協力し、人道支援の政治化には反対すると呼びかけ、関係国はアフガニスタンに対する資産凍結と単独の制裁を早急に解除し、アフガニスタンへの経済再建の主要な責任をきちんと負うべきだ」と訴えました。(Yan、CK)