北京
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中国共産党中央宣伝部は17日に行った記者会見で、「中国の宇宙ステーションは先進的に設計されていて、住みやすい」と伝えました。来年、中国の宇宙ステーションは軌道上の建設段階に入ります。将来的には、国際社会に向けた開放的な科学技術協力プラットフォームとなる見通しです。
中国科学院空間応用工程・技術センター研究員、集成技術センターの王珂主任によりますと、宇宙ステーショでは、長期にわたって安定した微小重力と放射線環境を提供することができます。そのため、宇宙の起源を探求し、物質の本質と運動の法則を明らかにする基礎的な科学実験や、宇宙生命科学、材料科学などに向けた一連の実験を展開するのに役立つということです。王主任は「人類の宇宙飛行の目標は、いつの日か、より遠くの深宇宙、より遠くの場所を探索することになる」と話していました。
中国有人宇宙事業弁公室総体技術局の董能力局長によりますと、中国は2022年に宇宙ステーションの軌道上の建設を開始し、6回の打ち上げを行うということです。また、中国の有人宇宙飛行は常に宇宙の平和利用、協力ウィンウィンの発展理念を堅持していて、宇宙ステーションは国際社会に向けた、開放的な科学技術協力プラットフォームとなる見通しです。(帥 CK)