北京
PM2.577
23/19
主要7カ国(G7 )外相会合の議長声明に盛り込まれた中国に関する内容に対し、外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、「香港や新疆ウイグル自治区、台湾、海洋などの問題に関する中国側の立場は一貫して明確なものだ」と強調しました。また、「G7が中国の内政に干渉し、中国のイメージに泥を塗り、中国の利益を損ねることに断固反対する」と示しました。
汪報道官は、米国と英国の人口を合わせると、世界人口の5%になり、経済や医療技術が最も発達している国でありながら、新型コロナウイルス肺炎に感染した患者数と死亡者数はそれぞれ世界全体の23%と18%に達していると指摘しました。そのうえで、米国と英国に対し、「国際社会において民主や人権を空論するよりは、むしろ自国の人々の命と健康の権利を守ることに取り組むべきだ」と促しました。
汪報道官はまた、「米英などの国が冷戦思考を捨て、イデオロギーで線引きするやり方を正し、真の多国間主義を実行して国際社会の結束強化と世界的な試練への共同対応に有益な貢献をするよう促す」と述べました。(洋、CK)