北京
PM2.577
23/19
中米両国の首脳はこのほど、オンラインによる会談を行い、中米関係や相互の関心事について意見交換を行い、重要な合意に達しました。国防部の呉謙報道官は25日、北京で開かれた記者会見で、「中米両国の軍事関係は両国における重要事項だ。両国軍の健全な関係の維持は、両国共通の利益であり、国際社会の期待にも合致するものだ。中国は両国の軍事関係の発展を重視しており、今後とも交流と協力を続けていきたい」との考えを示しました。
また、呉報道官は「米国はこのところ、台湾や南海問題、低空偵察などの面で、無責任な発言や、挑発的な行為を繰り返している。これに対して、中国側は断固として戦わなければならない」と指摘しました。
さらに、「中国軍は、米国側とともに努力し、両国首脳が達した合意の精神を実際の行動で示し、相互尊重、平和共存、ウィンウィンの原則に基づいて、長期的な視点を持ち、現状に立脚して、コミュニケーションを強化し、意見の相違を適切に処理し、中米の軍事関係の健全で安定した発展に協力し、両国民および世界の人々に恩恵をもたらすことを望んでいる」と強調しました。(非、鳴海)