北京
PM2.577
23/19
米国が発表した、南海での原子力潜水艦事故に関する最新の調査結果について、外交部の汪文斌報道官は2日の定例記者会見で、事故の状況を詳細に説明し、地域諸国の懸念と疑問に十分に応えるよう米国側に改めて呼びかけました。
汪報道官は「米国は、事故の1週間後に『原子力潜水艦は未確認物体に衝突した』という支離滅裂な声明を発表し、事故の約1カ月後に今度は『海底にある未知の山に衝突した』としている。米国はまた、事故の発生地点を『インド太平洋地域の国際水域』などと意図的にぼかしている。原子力潜水艦の航行の目的、具体的な事故発生地点がどこか、それは他国の排他的経済水域あるいは領海内であったかどうか、何より放射能漏れがあったかどうか、海洋環境を破壊したかどうかなど、外部にとって深刻な懸念や疑問を抱かせる問題について明確な説明を怠っている。このことは米国の不透明さと無責任さが完全に露呈した」と述べました。(ヒガシ、謙)