北京
PM2.577
23/19
米国家情報長官室がこのほど、新型コロナウイルスの発生源に関する機密解除版報告書を発表しました。
外交部の汪文斌報道官はこれについて質問に答え、「このような報告書が何度発表され、何度作成されようとも、その徹底した政治性と虚偽性を変えることはできない。科学性と信頼性がまったくない報告だ」と述べました。
汪報道官はまた、「最近、ウイルスの発生源調査を政治利用することについて80カ国以上が反対の声を上げ、中国とWHOによる共同研究報告を擁護する立場を明確に表明している。米国は国際的な正義性をかえりみず、依然として政治的な操作に執着しているが、これでは発生源調査における国際的な科学協力をさらに損ない、感染対策における国際協力をさらに破壊し、より多くの生命の損失をもたらすだけだ」と話しました。
そのうえで汪報道官は、「米国が今すべきことは、国内の新型コロナ対策と国際協力に力を注ぐことだ。政治的な操作をやめ、発生源調査において世界の科学者が協力を展開するための条件を整えるべきだ。中国に泥を塗るような攻撃は中止し、国際社会の合理的な関心事に応え、WHOの専門家の訪問を受け入れ、フォート・デトリックの生物実験室および生物実験基地を開放すべきだ」と強調しました。(帥、謙)