北京
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国務院報道弁公室は8日、『中国の生物多様性保護』白書を発表し、関連記者会見を開きました。中国生態環境部の趙英民副部長らが記者会見に出席し、白書に関連する状況を紹介しました。
国連の生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)を目前に控えた時期に『中国の生物多様性保護』白書を発表し、生物多様性保護についての中国の理念や措置、成果を世界に示し、全世界における生物多様性の保護に中国の知恵をもって貢献することは極めて重要な意義を持っています。趙副部長は以下の4点をまとめました。
一、 初めて白書の形で、中国の生物多様性保護の分野における活動を全面的に紹介した。このこと自体が、中国が生物多様性を社会の主流とすることを全面的に促進することの具現化であり、重要な意義を持つ。
二、 中国の生物多様性保護の理念や行動、成果を集中的に示すことを通じて、中国が世界の生物多様性保護に貢献することを明確にした。白書は中国が堅持する人と自然の調和のとれた共存の理念を詳しく記述した。さらに、生物多様性保護の成果や生物多様性の管理能力の向上や、生物多様性分野における全世界の交流、協力、イノベーションの措置と豊かな成果の深化、世界の生物多様性保護分野において責任を負う大国としての中国の姿勢と決意を示した。
三、 中国の生物多様性保護の実践と経験を総括し、地球生命共同体共同の構築に中国の知恵もって貢献した。COP15の開催に際し、白書の発表を通じて中国の生物多様性の管理の経験を分かち合い、世界の生物多様性の喪失問題と生体系の退化のリスクに対応するための自信を強めた。
四、 社会の生物多様性保護の積極性を刺激した。中国は白書の発表を契機に、国際条約を真剣に履行し、引き続き生物多様性保護の各項目の活動を幅広く推し進め、生物多様性の保護に強大かつ持続力ある動力を提供していく。
(殷、鈴木)