月旅行から戻った「宇宙稲」収穫

2021-07-12 13:32  CRI

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成熟した宇宙稲を収穫する研究者

 中国東南部の広東省にある華南農業大学の教育科学研究基地の実験水田で9日、中国の無人月面探査機「嫦娥5号」に搭載されて地球に戻った「宇宙稲」が収穫を迎えました。

 8カ月前、計40グラムの稲の種もみは嫦娥5号に載せられて23日間の月周回旅行をし、深宇宙環境での宇宙線照射を経て、無事地球に戻りました。宇宙稲はその後、華南農業大学教育科学研究基地での数カ月間の育種や種まき、栽培を経て、ずっしりと重い稲穂に成長しました。同大の国家植物宇宙育種プロジェクト技術研究センターの研究者が、成熟した稲の採取と収穫の作業を行いました。

 今回の宇宙稲から取られた種もみは、今秋に実験水田で種まきされた後、通常の水田に植え替えられます。今後数年間、広東の土地で「子孫」を増やし、中国の100%独自開発による新品種になると見込まれています。

 専門家によりますと、深宇宙まで搭載された宇宙稲には高い研究価値があります。地球上の通常の種は、深宇宙環境での処理を経て地球上で選出や栽培が行われることで、収穫量が多く質の高い新品種として育つことが期待されています。中国は1980年代から、穀物や商品作物、野菜など数百の宇宙品種を育てています。(殷、柳川)

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