3月23日 火曜日

2021-03-23 17:40  CRI

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 3月下旬の北京は気温がだいぶ上昇し、来週にかけて最高気温が20℃前後の日が続くそうです。街中では、モクレン、紫金草(二月蘭)などを始め、色とりどりの花が咲き始めています。体感的にも視覚的にも春の到来を実感しています。

 ところで、一部のリスナーの方からのEメールでも知らされましたが、日本の宮城県沖で20日夕に最大震度5強(マグニチュード6.9)の地震が起きました。一時津波注意報が出され、複数のけが人が出たということです。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。日本政府が、20日の地震発生から1週間程度は震度5強より「さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もある」と発表していますので、リスナーの皆様とご家族の無事を心から祈っております。

 さて、今週の番組のメニューです。

▼第3回寧海さくら祭り 20日に開幕
▼ワクチン接種後の感染には3つの可能性がある=専門家
▼【CRIインタビュー】比較の視点から読み解く中国の民法典~JICA長期専門家・白出博之さんに聞く(中)

 弁護士で、日本国際協力機構(JICA)の中国駐在長期専門家の白出博之さんに中国の民法典に関する入門講座をお願いしました。2回目の今日は、白出さんをはじめ、日本の法律関係者の目に映った中国の民法典の斬新さについて伺います。

第3回寧海さくら祭り 20日に開幕 寧海&氷見友好交流都市記念講演の企画も

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眠牛山公園に植えられた桜の木(3月23日撮影)

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さくら祭りに合わせて開催された氷見風情展開幕のテープカット

 浙江省寧海県では20日に、第3回さくら祭りの開幕式が行われました。歌や踊りなどの出し物、中日両国の美味しい食べ物、和服・漢服ショー、芸術展、日本の氷見風土人情展、さくらの写真展など盛りだくさんのイベントが行われました。
 寧海県では、現地に進出した日本企業の経営者だった山森一男さんが、2017年に地元の眠牛山公園に桜の木3999本を寄贈したことを受け、地元の政府・橋頭胡街道はさらに6000本を追加して植樹しました。それを受け、2018年春に初のさくら祭りならびに中日文化交流行事が行われました。3回目となる去年はコロナの影響でさくら祭りの実施が見送られましたが、今年はオフラインとオンラインを併用する形で賑やかに行事が開催されました。その中で一番目玉となっている行事の一つは、中日両国の介護や高齢者福祉分野の専門家が講演する講演会と、現地で行われる友好都市提携関係にある氷見市の写真展示会でした。
 寧海県は去年10月、コロナ禍の中にもかかわらず、富山県氷見市と友好交流都市提携の締結式をオンラインで行いました。両地方が提携を行った後に開催された初めてのさくら祭りでは、寧海&氷見友好交流都市記念講演の企画が行われました。講演には、日本介護予防協会理事長で、大妻女子大学名誉教授、学校法人敬心学園職業教育研究開発センター・の川廷宗之センター長による「介護予防はあなたを救う、地球を救う」、中国⽼年学及び⽼年医学学会⾼齢者⼈材専⾨委員会主任委員、西南交通大学国際高齢者研究院 首席専門家の呉 江さんによる「中国における介護人材に関するいくつかの問題」などと題した講演が行われました。
 なお、氷見市の自然景観、風俗習慣、文化、グルメなどを写真パネルの形で展示される展示会には、大勢の市民が訪れ、日曜日の1日だけで1500人を超えたということです。

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氷見風情展・グルメコーナー

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寧海のさくら祭りを小田原で応援する歌手の橋本京子さん(右)、書家の堤千恵子さん(左)

 主役の一つである寧海のさくらの成長具合についてですが、寧海県に桜の木が植えられて4年あまり経ちました。さくらの木々たちは、すっかり現地の土壌と水に慣れて、すくすく成長しています。苗木を支えていた竹竿、支える必要がなくなったので、全部取り外されました。桜の花、23日時点では三部咲きのようで、今週末にも満開を迎えるそうです。(写真提供:旭東山森教育信息諮訊(寧波)有限公司)

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北京スケッチ/モクレンが満開(3月23日、平文智撮影)

<お便りありがとう!>

★東京都大田区の三輪徳尋さん

 人民の私権を保障する基本法となる中国民法典が60年あまりの紆余曲折を経て、今年の1月1日から施行されましたが、身近な市民生活において何らかの変化が感じられるような出来事が起こっているのかとても気になるところです。

 人々が生活してゆく上で必要な権利のすべてが記されている中国民法典が、誰もが親しみやすい平易な言葉で書き記されていることは、「人民の支持を受ける」ことに政府が真摯に向き合っていることの現れであると感じました。

 また、中国民法典で「民事主体が享有する生命権、身体権、健康権、姓名権、名称権、肖像権、名誉権、栄誉権およびプライバシー権」などの人格権が法律で定められたことは、世界でも類を見ない画期的な法律だと思います。それぞれの権利は、日本でも法律で守られている権利ではありながら、抽象的な側面もあり、それらの権利を主張するためには、具体的な違法な行為によって権利が侵害されなければ正当に主張しづらいように思えます。中国の民法典で、これらの人格権が具体的な事例を基に合法的な権利として主張することができるようになったことは、今後、世界で議論されるであろう人格権に関しての法律制定の際に大きな影響を与えるものと思います。

★宮崎県のD.Dさん(ラジオネーム)

 北京も花の季節ですね。こちら宮崎も丁度今日、桜の開花となりました。武漢の桜が素晴らしいですね。武漢大学での多数の医療関係者を招待しての花見のお話、CRIオンラインのAちゃんの武漢のコーヒーやカレー屋さんもチェックしてみます。

 旬の話題、全人代・政協会議での教育への提案、なるほど、それぞれ一理ある様ですね。外国語/英語の学習については、AI化で自動翻訳が進んできたとはいえ(確かに、昔よりは良くなりましたが)最終的には自動翻訳を自分で確認しないと大きな間違いがあったりしますよね。

 CRIインタビューも中国民法典施行までのアウトラインがわかりました。

◆ ◆ ◆

 この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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10月29日放送分
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