中国モデルを見習っていく=国連のチーフエコノミスト

2021-03-18 14:52  CRI

 国連のチーフエコノミストのエリオット・ハリス氏は、このほど、新華社の書面インタビューに対して、「貧困削減事業における中国の早い時期からの取り組み、たゆまない取り組みの堅持、デジタル化の活用、貧困人口の集中する農村部の経済発展への注力といった対策と経験は大いに参考になり、見習うべきものだ」と強調しました。

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 ハリス氏は「中国が絶対的貧困を撲滅したことは人類にとって唯一無二であり、非常に勇気づけられる偉大な成果だ。中国はそれによって、7億7000万人もの農村人口を貧困から脱却させたが、この数字は米国と欧州連合(EU)の総人口をわずかに下回るだけだ」と、中国の成功を称賛しました。

 また、「中国の貧困撲滅の努力は国連ミレニアム開発目標(2000年から2015年まで)の設定に先だって始められ、貧困脱却の目標を凝視し、決意をゆるがせにせず、行動を緩めず、貧困脱却の堅塁攻略という最終的な成果を成し遂げた。」と語りました。

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 さらに、「中国の貧困撲滅の成果は、この事業が『一夜にして成るものではなく、また政策を変えれば良いという単純なもの』でもなく、『確固たるコミットメントと一貫した政策と行動を堅持すること』が必要なことを人々に教えている。中国がこの長い道のりに踏み出した当時、条件は非常に厳しかったが、それが中国人の努力を阻むことはなかった」と、述べています。

 ハリス氏は、国際社会にとって参考になる取り組みはたゆまぬ努力などの外に、「貧困人口が集中する農村部の経済発展に大いに力を入れ、デジタル技術を十分活用することだ」と指摘しました。

 ハリス氏の見解では人類社会は既に「経済と社会がデジタル化によって推進される時代に入っており、これまでの経験から、もしデジタル技術を十分に活用できなければ、いかなる国も貧困脱却と持続可能な成長の面で成功を得ることはできない」とし、「中国では富を生み出し、貧しい人々が豊かになるのを支える上でデジタル技術が重要な役割を果たしている」と語りました。そのうえで「我々は中国の手本に倣って、5年前に約束したように、2030年までに、極端な貧困を撲滅したい」との意気込みを示しました。(朱、坂下)

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