北京
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23/19
李克強総理は5日、第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の開会式で政府活動報告を行いました。
李総理は報告の中で、「昨年は新中国の歴史において極めて特別な一年となった。突如発生した新型コロナ感染症や世界経済の深刻な衰退など複数の衝撃を受けながらも、中国は新型コロナ予防・抑制で大きな戦略的成果を上げ、世界の主要経済体の中で唯一、経済のプラス成長を果たした。また、貧困脱却の堅塁攻略戦で全面勝利を収め、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面構築においても決定的な成果をあげた。人民が満足し、世界が注目する、歴史に残る成績を収めた」と述べました。
昨年、中国の国内総生産(GDP)は前年同期比2.3%伸びたほか、都市部の就業者数は1186万人増え、年末時点の都市部調査失業率は5.2%に低下しました。また、2020年の初頃まで残っていた農村貧困人口551万人と貧困県52県はすべて同年末までに貧困状態から脱却しました。(鵬、謙)