北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は1日、「マイケル・スパバ氏とマイケル・コブリグ氏は中国の国家安全保障に危害を及ぼす罪の疑いで公訴されており、彼らが中国の司法主権に干渉することは許されない。カナダが発表した『国家間の関係における恣意的な拘束に反対する宣言』なるものは、カナダがでっち上げた国際茶番劇でしかない」と指摘しました。
米国のブリンケン国務長官はこれまでに、「米国はカナダが発起した『国家間の関係における恣意的な拘束に反対する宣言』を固く支持する」と述べた上で、中国に拘留されているカナダ人2人をただちに無条件で釈放するようにと求めました。
これについて汪報道官は、「カナダは自らの利益のために国際的なあらゆる場で嘘をつき、さらには関係国の意思に背いて彼らを強制的に署名国のリストに組み込んでいる。これは、国際社会をミスリードする企みだ。このようなやり方は非常に劣悪かつ稚拙で非難されるべきものだ。カナダの企みは決して実現しない」と述べました。
汪報道官はまた、「中国は、カナダが署名国のリストからガーナなどを密かに削除したことに注目している。また、ベナンは外交ルートを通じて、『カナダの宣言には参加していないと』の明確な表明を中国側に行ったが、現在も強引にリストに加えられたままだ」と示しました。(RYU、謙)