北京
PM2.577
23/19
世界保健機関(WHO)の国際専門家チームが14日から中国入りし、中国の専門家たちと新型コロナウイルスの起源について共同で調査する予定となっています。これを受けて、中国の複数の政府部門が、WHOと国際専門家らへの前向きな協力の意思を示しました。
13日に開かれた国務院共同予防・抑制メカニズムの記者会見では、国家衛生健康委員会の米峰報道官が「国際専門家チームは14日に武漢に到着し、中国の規定に基づいて一定期間の隔離観察を受ける予定だ。隔離期間中にはビデオ会議の形で中国の科学者や医療専門家との交流が行われる」とスケジュールを明らかにしました。
また、国家衛生健康委員会の曾益新副主任は先日、「中国は終始一貫して、ウイルスの起源の調査を重視しており、責任ある科学的な態度で取り組み、多くの作業を行ってきた。国際専門家チームによる武漢での科学調査も積極的に支持する」と語りました。
さらに、外交部の趙立堅報道官はこのほど、「WHOおよび国際専門家らと引き続き密接な協力を行い、ウイルスの世界的な起源の調査に貢献したい」と語りました。(李、謙)