財政部関税局が1日に発表した通知によりますと、米国からの輸入品のうち、果物類などあわせて120品目に対しては15％、豚肉など8品目に対しては25％の関税を課すとのことです。

　アメリカのトランプ大統領は、中国から輸入している鉄鋼やアルミニウムが米国の安全を脅かしていると認定し、先月8日に大統領令に署名して、これらの製品に対して先月23日から高額の関税を課す輸入制限措置を発動しました。

　財政部関税局の関係者は、「米国による鉄鋼やアルミへの輸入制限措置は、我が国の利益を著しく損なうものだ。今回の対応策は、我が国の利益を守るために講じた正当な措置だ」と強調しました。（非、森）