中国財務省によりますと、12月1日から187種類に上る輸入品の平均関税率を現在の17.3％から7.7%までに引き下げます。これまでに三回も輸入品の関税引き下げがありましたが、今回の輸入品関税引き下げは範囲がより広く、引き下げ幅も大きいということです。

　「国務院関税税則委員会の一部輸入品関税調整に関する通知」によりますと、輸入品関税の引き下げ対象は合計187種類に上り、ほとんどは国内消費者が海外通販と海外ショッピングを通じて購入したい人気商品です。例えば、乳児用ミルクの輸入税は20%からゼロになり、香水など化粧品の輸入税は10%から5%までに下がり、コーヒーメーカーとパン焼き機の輸入税は32%から10％と16%まで引き下げるということです。

（hj　KOKUSEI）