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2017年、中国の貧困人口は1000万人以上減少

2017-12-30 11:50:11     cri    

 27日から29日にかけて、北京で全国貧困扶助開発活動会議が行われました。会議で、貧困脱却に向けての取り組みが効果を上げており、年間目標をクリアし、貧困人口が1000万人以上減少したことが明らかになりました。

 これと同時に2017年は、産業の発展による貧困脱却が急速に進み、特にEコマースや太陽光発電、観光業などが大きく貢献しています。このうち健康面で貧困脱却を目指すプロジェクトでは、重病や慢性病の患者421万人に治療を行い、医療費の公費負担割合を80%にまで引き上げました。また、倒壊の恐れがある家屋に住む600万人以上を対象に、改築工事を行いました。中央政府や各省などが計上した貧困脱却用の資金は計1400億元を超え、こうした取り組みへのNPOや個人の参加も増え続けています。

 会議では、「国務院貧困扶助弁公室は、今後も各省と、貧困脱却について年間責任体制を維持して、その実行状況をフォローアップしていく」としています。特に貧困の著しい地域への支援を強め、お年寄りや身体障がい者、重病の患者などへの支援を拡大し、地域や世帯に応じた適切な対応策を講じるように求めました。(ZHL、森)

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