20170816news5
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国際通貨基金(IMF)は15日、中国との年に一度の経済と政策に関する協議を終え、「中国経済はより持続可能な成長に向けた運行を続けており、幅広い分野で改革の成果が上がっている」との見方を示しました。その上で、今年の中国経済は6.7%増の力強い成長を保つだろうと予測しました。
IMFは今年、中国の経済成長率見通しを2回、上方修正しています。4月に今年と来年の中国の経済成長率予測をそれぞれ0.1と0.2ポイント引き上げて今年は6.6%、来年は6.2%になると予想しました。その後7月になってさらに上方修正し、それぞれ6.7%と6.4%としました。
また、中国からの資本流出については、IMFは「管理措置の強化やより安定した為替レートの見通しにより、資本の流出が緩やかになった」とみています。
そのほか、過剰生産への対応については、中国の努力を評価した上で、さらに削減の範囲を拡大し、市場の力をより活用することを提案しました。(鵬、謙)
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