20170419news7
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国際通貨基金(IMF)は18日、「世界経済見通し」を発表し、今年の世界経済が3.5%成長する見通しを示しました。
それによりますと、2016年下半期以降、世界経済の見通しは上向きになり、IMFが予測していた世界経済の回復が次第に実現しつつあります。こうしたことから、IMFは見通しを上方修正しました。しかし、下振れのリスクも依然として存在し、先進国の経済成長が不振であるため、大口商品の輸出国は困難に直面していることは変わらないとされます。
新興経済体と発展途上国は経済成長率が、今年は4.5%、更に来年4.8%に、うち、中国の経済成長率は今年6.6%、来年は6.2%に達する見込みで、いずれもこれまでの予測をいくらか上回っています。
18日発表された経済の見通しでは、世界経済の予測をしたほか、保護主義が目立った脅威となることを警告しています。保護貿易主義は、価格の上昇と生産効率の引き下げを引き起こし、貿易戦争を引き起こす可能性があるとされています。(Mou、謙)
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