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米国、朝鮮に対する「戦略的忍耐は終わった」

2017-04-18 13:01:23     cri    

 韓国訪問中のペンス米副大統領は17日、朝鮮との間にある非武装地帯(DMZ)を視察し、ソウルで大統領の職務を代行する黄教安(ファン・ギョアン)首相および丁世均(チョン・セギュン)国会議長とそれぞれ会談しました。また、その後の共同記者会見で、「平和的手段」による朝鮮の核放棄を望みながらも、「あらゆる選択肢を考える」との姿勢を示しました。

 ペンス副大統領はまた、この日、非武装地帯の視察の際に「米国の朝鮮に対する『戦略的忍耐』は終わった」と発言しました。

 これに対して、ロシアのラブロフ外相は17日、「これまで米国が『戦略的忍耐』を行ってきたとは思えない。米国は朝鮮に対して相当に厳しい規制措置を行ってきた。また、国連も制裁措置を採択し、数回にわたって朝鮮を厳しく非難している」と指摘しました。

 国連のドゥジャリク事務総長報道官は17日の定例記者会見で、「朝鮮半島情勢の緊張がエスカレートしていることに関心を寄せている」として、外交面の努力をするよう各側に呼びかけるとともに、朝鮮のミサイル試射は懸念されるものであると示し、情勢緩和に必要な措置を講じるよう、朝鮮に呼びかけました。(ヒガシ、謙)

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