邵宗海教授は、仲裁裁判所の運営と裁判官の構成から見て、甚だしく不公平で、その判決の結果も当然可笑しいものとなると語りました。
邵宗海教授は、さらに、「この裁判所は国際法廷ではない。オランダのハーグに設置されてはいるが、ある建物の一室を借りただけだ。裁判官が5人いるが、フィリピンが申し立てた仲裁案を主として審査していたのは日本人裁判官だ。このような状況の下で、この仲裁案の審査と最後の判決、そのプロセスとその内容は非常に不公平なところがあったと指摘しました。
邵宗海教授は、最後に、今年の5月から台湾民進党が政権を握った後、「九二共通認識」などの問題で、両岸の間に多くの隔たりが生まれた。しかし、南海仲裁案の判決結果は両岸に一歩進んで交流を行うチャンスをもたらしてくれたとしています。(任春生、kokusei)
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