外務省の陸慷報道官は14日の記者会見で、「中国側は国連の関連機関が発表した声明に注目している。これは臨時仲裁裁判所が下した南海仲裁案のいわゆる裁決がまったく無効で、拘束力を持たないということを説明している」と述べました。
これは記者からの「国連の公式ブログの声明で、常設仲裁裁判所が国連とまったく関係がないとし、また、国連報道官もこのほど、南海仲裁案の法律と実体問題に対して立場を持っていないと明らかにしている。中国は国連機関のこのような立場は、中国側に有利であると考えているのか」との質問に対し、陸報道官が答えたものです。
陸報道官はまた、「これは南海仲裁案臨時裁判所が、そもそも国際裁判所ではなく、合法性と代表性が無く、さらにはいわゆる裁決にさえも権威性と信頼性を持たないため、まったく無効かつ法的拘束力を持たないことを説明している」と指摘しました。
(hj 星)
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