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豪州が南海問題で言行を慎むべき=中国

2016-07-15 09:41:02     cri    

 中国外務省の陸慷報道官は14日、定例記者会見で、「オーストラリアは南海問題の当事者ではない。オーストラリアが主権紛争で立場を持たないという自己の約束を守り、言行を慎み、地域の平和と安定そして中国との関係を損なういかなる行動も取らないことを希望する」と、中国政府の立場を表明しました。

 これは、「このほど、オーストラリアの指導者が『南海仲裁案の判決は拘束力があり、各当事者が遵守すべきだ。オーストラリアは国際法が決めた航行と飛行の自由権利を行使していく』と述べたことについて、中国はどう見ているか」という記者からの質問に答えて、述べたものです。

 陸慷報道官はさらに「中国はすでに、こう言った誤った言論に、オーストラリアに厳正な交渉を申し入れたと同時に、断固として反対するという中国の立場を表明した」と明らかにし、「中国は南海の最大の沿岸国として、各国が国際法に基いて南海における航行と飛行の自由の権利を、一貫して尊重し、擁護している」と強調しました。

 また、「オーストラリアのビショップ外相が、『判決を無視すれば、国際法に違反することとなり、大きな名誉というコストを払うことにもなる』と述べたことについて、中国はどう見ているか」という記者の質問に応えて、陸報道官は「ビショップ外相のこの話に驚きを覚えた。オーストラリアは国際法を軽く見ているのではないか。中国は国際法を尊重しており、国際法の厳粛性の擁護を主張し、国際法に反するいかなる言行にも断固として反対する。オーストラリアが国際法を真剣に取り扱うよう期待する」と述べました。(朱)

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