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外務省「国際法を誠実に、厳粛に扱ってほしい」

2016-07-13 20:17:30     cri    

 フィリピンの一方的な申し立てにより設けられた南海問題の仲裁法廷が12日に判決を公表したことを受け、一部の国々が中国を支持する見解を表明しています。

 これに対して、外務省の陸慷報道官は13日、「中国は、中国の立場と主張に賛同する国々に感謝の意を表す。一方、仲裁の結果を『国際法に合致するものだ』として執着している3、4カ国に対しては、国際法を誠実に、厳粛に扱うよう希望する」と述べました。

 陸報道官は定例の記者会見で、「フィリピンの前政権が申し立てた仲裁案のうち、領土主権の争いに及ぶ部分は『国連海洋法条約』の管轄外のものである。これは『国連海洋法条約』に明記されていることだ。また、海洋権益の画定に及ぶ部分について、中国政府は『国連海洋法条約』第298条に基づき、『この仲裁法廷にはフィリピンが一方的に申し立てた仲裁裁判に対する管轄権はない』とする、管轄排除の声明をすでに出している。先に述べた3、4カ国に対しては、中国や多くの国際社会のメンバー同様、国際法を厳粛に取り扱うよう求め、国際法の歪曲や、児戯に類する扱い、政治目的での乱用などをしないよう希望する」と述べました。(玉華、謙)

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