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外務省の陸慷報道官は15日、日本自衛隊の河野克俊統合幕僚長の南海仲裁案に関する発言について、「仲裁判決に従うかどうかの鍵は、その合法性にある」と述べました。
陸報道官は「日本はこの仲裁案を明らかに重く見ている。判決が出てから、日本は南海周辺の国よりも興奮している。ここで日本に言いたいのは、あらゆることに対して、先ずその是と非を明らかにすることを望むということだ。仲裁の判決に従うべきかどうかの鍵は事の重さではなく、その合法性にある。合法でないものは重ければ重いほど、劣悪になる」との考えを示しました。
また、「国際規則と言って、中国と国際社会の多くのメンバーが不法のものに反対することは、真の国際法と国際規則を維持することになる」としました。南海問題で憶測した「国際規則」ではなく、国際社会で認められた規則に従うよう、日本に求めました。
更に、「特に南海問題で、日本は自分の南海での不名誉な歴史を含む南海問題の歴史的経緯をよく知っているはずだ。日本は第二次世界大戦後に盗み取った領土を中国に返す時、南海諸島が含まれていた。これは戦後、国際秩序の構成要素となる。国際規則に従うと言うなら、日本は第二次世界大戦後に確立した国際秩序に確実に従い、『ポツダム宣言』など規定を守る約束を厳守するべきだ」と述べました。(ヒガシ、keiko)
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