国家インターネット情報弁公室は28日、「モバイルインターネット・アプリケーション情報サービス管理規定」を発表しました。その目的について、責任者は「モバイルインターネット・アプリケーション（アプリ）情報サービスの管理を強化し、業界の良好な発展を後押しし、国民や法人、その他の組織の合法的な権益を保つことだ」と説明しています。

　同規定では「アプリ提供者の厳格な情報安全管理を義務付ける。ユーザーのプライバシーを保護するメカニズムを改善し、アプリのインストール時のユーザーの知る権利と選択の権利を法に基づき確保する。知的財産権は尊重し保護すべきである」としています。

　規定ではまた「アプリ提供者とアプリ・ストア・サービスの提供者は、アプリを悪用することで国家の安全を乱し、社会秩序を壊し、他人の合法的な権益を侵害する行為をしてはいけない。また、法律で禁止された情報や内容を複製し発表してはいけない。各級の政府機関、企業、公共団体、国民団体にはアプリを有効に利用して、情報を透明化させ、公共サービスを提供し、経済と社会の発展を促進することなどが奨励される」と明らかにしています。（殷、謙）