モスクワで開催中の中国、ロシア、インド3カ国外相会合に出席している王毅外相は18日、インドのスワラージ外相と会談しました。
王外相はこの席上「中国とインドは隣国で、共に世界最大の発展途上国と新興国である。戦略的協力パートナーとして両国が手を携えて協力すれば、地域と世界に積極的かつ大きな影響を及ぼすことになるだろう。双方は発展と言うテーマをめぐって、発展戦略の連結を進め、更なる緊密な発展パートナーシップを結ぶことで、『アジアの世紀』が早く到来するよう願う」と述べました。
王外相はまた「当面、双方は両国指導者が達した合意を全面的に実行することに重点を置き、両国関係を更に発展させる必要がある。双方はハイレベル訪問と各レベルの交流・対話を企画する。また、中国で開催されるG20 サミットとインドで開かれる新興5カ国(BRICS)首脳会合を相互に支持し協力する。そして、中国とインドは新しい情勢の下で、世界経済の回復と各国の互恵協力を進めるために重要な役割を果たしたい」と述べました。
これに対し、スワラージ外相は「ここ数年、インド・中国のハイレベル交流が頻繁に行われ、経済貿易面での協力と人文交流が盛んに進められている。インドは中国との協力を強化し、両国関係が両国人民に幸福をもたらすことを期待する」と述べました。 (hj keiko )
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