王毅外相は18日、モスクワで中国・ロシア・インド外相による第14回会合に出席した後、ロシアのラブロフ外相、インドのスワラージ外相と共同記者会見を開きました。
王外相は「ともにユーラシア大陸に位置し、隣接しているこの3カ国の総人口は世界人口の40%以上を占めている。3カ国は主要新興市場の国として、経済発展と民族復興の重要段階にある。3カ国協力メカニズムの設立は世界の多極化と民主化の方向性や、3カ国の協力と共同発展の需要、3カ国と地域及び世界の利益に一致している。過去10数年間、3カ国の共同努力によって、協力関係は絶えず強固なものになってきた。また、協力分野も絶えず広がり、協力メカニズムは完備なものになってきた」と話しました。
3カ国の外相は会議で開放、団結、相互理解と信頼の精神に則り当面の国際情勢と関連づけ、ともに関心を寄せる国際と地域問題、および3カ国の実務協力をめぐって討議し、多くの共通認識を作り出してきました。この会合について、王外相は「効率的・実務的かつ成功したものだ」と評価し、「今後、3カ国は世界の多極化と民主化の推進、世界経済ガバナンスの改善と新興市場国家の協力推進、3カ国の各分野における実務協力という3つの方向に向かって協力を強めていく必要があるということで意見が一致した」と表しました。
王外相は「中国は3カ国の協力メカニズムを非常に重視している。ロシアとインドとともに協力メカニズムをさらに維持し、十分に利用し、発展させていきたい。3カ国協力メカニズムを将来性があり、全面的で実務的なものにし、国際問題解決における重要性をアップさせていく方針だ。われわれは自信を持っている」と明らかにしました。(殷、keiko)
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