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王毅外相、ラブロフ露外相と会談

2016-04-19 10:52:26     cri    

 モスクワを訪問中の王毅外相は18日、ロシアのラブロフ外相と会談しました。

 王外相は「プーチン大統領の今年の訪中は両国関係にとって重要な意義を持つ。この訪問のためにロシアとともに準備作業を着実に進め、両国の戦略協力パートナーシップの高いレベルを保っていきたい。両国はシルクロード経済帯の建設とアジア・ヨーロッパの経済連携強化でも、早期に成果をあげられるようにする必要がある」と強調しました。

 さらに「中国とロシアは戦略的パートナーで、関心をもつ重要な問題で互いに支持している。中国は南海で正当かつ合法的な権益を護り、争い解決の方法は、自ら法律に基づいて選ぶ権利がある。フィリピンが一方的に提起した南海の仲裁を受け入れず、参与しないのは正に、法律の尊厳と権威を維持するからだ。中国とロシアはともに、強制的仲裁機関をむやみに利用するやり方に警戒心をもつべきだ」と述べました。

 朝鮮半島の非核化について王外相は「朝鮮半島の非核化を推進し、半島の平和と安定を維持し、地域の戦略バランスを保つべきである。半島の非核化や休戦協定を平和協定へ移行させる交渉でロシアと密接な交流を保ちたい」と表明しました。

 これに対し、ラブロフ外相は「複雑化した国際情勢の下で、ロシアと中国は共同で多種多様な課題に対応するべきだ。ヨーロッパ・アジア経済の連結を強化し、シルクロード経済帯の建設を推し進めていく。南海問題の国際化に反対し、関係国が直接交渉して争いを解決することを支持する。中国とともに朝鮮半島の平和と安定を維持し、半島の非核化プロセスを推進していく」との姿勢を表明しました。(MOUkeiko)

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