岸田外相との会談で、双方は中日関係の改善について意見を交換しました。王外相は、日本が両国関係の改善に建設的な努力を着実に行うよう期待しました。双方はまた、朝鮮半島の核問題をめぐって協議し、国連2270号決議を全面的に実施し、その過程で、話し合いによって朝鮮半島の核問題を解決するルートを模索していくことで合意しました。

　韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）長官との会談で、双方は両国関係の健全で安定した発展を引き続き推し進めることで共通した認識に達した上、朝鮮半島の最新情勢について意見を交換しました。王毅外相は、各側が国連の2270号決議を全面的に実施すると同時に、協議再開のルートを模索していくとの中国側の主張を改めて表明しました。（MOU）