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王毅外相は18日、モスクワでロシアのラブロフ外相、インドのスワラージ外相と第14回会合に出席しました。
この中で王外相は「3カ国は世界の平和と発展や国際関係の民主化事業を推し進め、新興市場と発展途上国に有利な国際環境を作り上げていくべきだ」と指摘しました。
経済においては、マクロ経済調整を強め、外部の不確定要素がもたらすマイナス影響を共同で阻止しなければなりません。新興経済体は依然として世界経済成長の重要な牽引力であるため、3カ国は構造改革を進め、イノベーション、モデルチェンジ、レベルアップを支持し、成長の新しい動力を掘り起こす必要があると見られています。
治安や安全保障問題においては、3カ国は平和発展の道を歩み、紛争などの問題の政治解決プロセスの推進を提唱し、外部勢力の内政干渉に反対することが必要です。そして、いかなる形でもテロリズムを撲滅し、テロリズムを生み出す土壌を消し去ることで認識が一致しています。
世界経済ガバナンスでは、3カ国は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議と、新興5カ国(BRICS)との協力メカニズムを通じて、新興経済体と発展途上国により多くの権限を与えるべきだと認識しています。中国はG20杭州サミットをきっかけに、ロシアや、インドと世界経済ガバナンスの問題をめぐって、交流と協力を強め、世界経済振興の方法を模索する方針を表しました。
3カ国はともに関心を寄せる地域と国際問題について、「ウクライナ、シリア問題の政治的解決、中東和平の推進、朝鮮半島の非核化目標実現、アフガニスタン人が主導するアフガニスタンの和解プロセス」を強調しました。その上で「国連、G20、上海協力機構、BRICS、アジア信頼醸成会議(CICA)などの国際と地域の組織の枠組み内で協力を行い、世界の平和と共同発展を維持するよう」期待を寄せました。
会議の後、3カ国は共同コミュニケを発表しました。(殷、keiko)
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