習主席は「中国とアルゼンチンが国交を樹立して40数年来、双方は信頼・尊重・平等互恵・協力共栄の原則を踏まえ、両国関係の持続的かつ安定した発展を推し進めてきた。両国は全面的戦略パートナー関係を構築し、経済貿易・投資・農業などの各分野で実り豊かな協力を進めており、両国関係は戦略性と全面性が際立っている。中国は、アルゼンチンとともに、両国関係の新たな時代に大きな発展を促したい」と希望を伝えました。

　これに対し、マクリ大統領は「両国関係は順調に発展しており、これからの発展にも大きな潜在的可能性を備えている。インフラ整備や金融の安定、経済改革などの分野で中国から与えられた大きな支援に感謝している。中国企業が、アルゼンチンの港・鉄道・道路・農業などに投資を拡大することを歓迎し、インフラ整備・金融・観光・スポーツ・人材交流・文化交流などの分野で、両国の交流と協力が拡大することを望んでいる」と応えました。（MOU、む）