北京
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習近平国家主席は31日、ロシアのプーチン大統領と新年の祝電を交わしました。
習主席は祝電の中で、中国政府と人民を代表して、プーチン大統領とロシア人民に新年の祝福を送りました。習主席は、「2020年は極めて非凡な年である。これまでの一年、中ロ両国の人民は助け合い、手を携えて感染病との戦いに身を投じ、両国の善隣友好に新たなページを綴ることができた。双方は中ロ科学技術革新年をスタートさせ、長引く感染症対策の下で二国間経済貿易協力の安定的な発展を推し進め、『一帯一路』共同建設とユーラシア経済連合とのマッチングを順調に推し進めてきた。また、両国は世界反ファシズム戦争勝利並び国連創立75周年を共に祝った上、国際社会の公平と正義を守り、新たな国際関係と人類運命共同体構築に貢献している」と述べました。
習主席はまた、「中ロ双方は『中ロ善隣友好協力条約』調印20周年というメインラインをめぐり、新時代の中ロ関係の発展に新たな中身を与えている。私は様々な形でプーチン大統領と交流を保ち、双方が全面的な戦略協力と各分野の実務協力を深めるよう導き、両国の人民により大きな福祉をもたらし、不安定で変化が続く世界により多くの明るい材料をもたらすよう願っている」と語りました。
これに対して、プーチン大統領は祝電の中で習主席に心からの新年の挨拶を述べた上で、「2020年には、ロ中全面的戦略協調パートナーシップが速やかな発展を続け、両国政府、立法機関及び各部門の間で緊密な意思疎通を保ち、二国間の経済貿易協力は新型コロナウイルス感染症の影響を克服し、ハイレベルで運営されてきた。両国は緊密に協力し、地域と国際的なホットイッシューの解決を共同で推進し、国連、上海協力機構、BRICS(新興五カ国)の枠組み内で力を合わせて協力すべきだ。来年、我々は『ロ中善隣友好協力条約』調印20周年を祝う。ロ中双方は、手を携えて両国関係が新たな発展の成果を収めることを信じている」と語りました。(オウギ、Yan)