北京
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外交部の汪文斌報道官は13日、北京で行われた定例記者会見で、「中国人の候補者である薛捍勤裁判官がこのほど国際裁判所の裁判官に再任した。これは各国が薛捍勤裁判官の優秀さを高く認めたことの表れであり、各国が中国と協力し合って、世界の法治事業を促進していく願望も示されている」と述べました。
報道によりますと、11日と12日に行われた国際裁判所の裁判官選挙で、中国人候補者で、現在、国際裁判所の副所長を担当している薛捍勤裁判官は国連大会155票、安保理1票という高い得票で再任が決まりました。任期は2021年2月から2030年2月までです。
また、汪報道官は関連する質問に答えた際、「今回の選挙で再任した日本やドイツ、スロバキア、ウガンダ出身の裁判官らにも祝賀の意を表す。すべての裁判官らが国際裁判所に新たな貢献をしていくことを期待している。国際裁判所は国連の主要な司法機関として、争いの平和的な解決を促進し、国際法治の維持において重要な役割を果たしている。中国政府は終始多国間主義を支持し、国際法を基礎とした国際秩序を断固として維持し、国際法を基礎とした国際秩序を断固として擁護し、各国との協力を強化して、引き続き国際裁判所がこの分野において役割を果たしていくことを支持する」と述べました。(藍、星)