北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は北京で27日、ケリー・クラフト国連大使ら米国の政治屋は自国の国土の範囲と自らの職責をきちんと理解し、理不尽なことを真理と主張する嘘を武器にせぬよう、中国側としてご忠告すると述べました。汪報道官は、そのような手法では米国自身が直面する問題を解決できず、米国をより偉大にすることはできないと論じました。
クラフト国連大使はこのほど発表した文章で中国の国連への協力を攻撃したと伝えられています。汪報道官は27日の定例記者会見で同件について、「クラフト氏の文章は、米国の政治屋の無知と偏見を改めて反映するものだ。国連の安保理常任理事国、そして国連の2番目の経費分担国かつ平和維持活動の費用拠出国として中国は終始一貫して、多国間主義を断固として擁護し、国連の仕事を支持し、国連憲章の主旨と原則を守護している。一方で米国は、あからさまな一国主義の振る舞いをするだけでなく、他国の国連との協力をあれやこれやと非難する。白を黒と言いくるめる行為であり、道理のかけらすらない」と述べました。(李、鈴木)