北京
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およそ3000年前の商の時代の出土文物が25日、中国国家博物館で一般公開されました。
今回展示されたのは、山西省の酒務頭遺跡から出土されたもので、今からおよそ3000年前の商の時代末ごろのものとされています。酒務頭遺跡は、2017年8月に考古発掘が始まり、2018年に「全国10大考古新発見」に選ばれました。商の時代に関する考古学において重要な発見とされています。
酒務頭遺跡から出土した文化財が大規模に一般公開されたのは今回が初めてです。2カ月間続く展覧会では170点余りの出土文化財を厳選し、国家博物館が所蔵するものとテーマごとに展示を行なっています。また、発掘現場の立体的な再現、現場の写真や映像特集などを通して、現場の発掘作業の複雑で科学的な過程を来場者に紹介しています。