北京
PM2.577
23/19
中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は19日に声明を発表し、親会社のバイトダンス(字節跳動)と米オラクルやウォルマートが原則として合意に達し、3社は中米両国の法律に基づいて早期に協力協定を締結すると明らかにしました。これを受けて、トランプ米大統領は同日、原則としてこれを認めると表明し、米商務省は「TikTok」の米国内での新規ダウンロードと更新の停止日を現地時間20日24時から27日24時に延期しました。
しかし、翌20日になるとトランプ大統領は前言をくつがえし、バイトダンスの「TikTok」への権利を保留する場合、それがいかなるものであっても米政府は協力案を認めないとしました。
なお、中国商務部の報道官は19日に「米国側は国家安全を理由に、関連する企業の合法的な権益を著しく損ない、市場の秩序を乱している。中国はこれに強く反対する。米国がこれに執着するならば、中国は必要な対策を講じて中国企業の合法的権益を守っていく」と表明しています。(Mou、謙)