北京
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外交部の趙立堅報道官は11日、北京で行われた定例記者会見で、「米国は国際の軍縮条約体系を破壊し、世界的な戦略の安定に危害を及ぼす行動を止めるべきだ」と強調しました。
報道によりますと、アメリカのジャーナリストが出版した新たな著書は、トランプ大統領がひそかに新たな核兵器の開発を進めさせ、一部の匿名の高官は黙認していると明らかにしました。趙報道官は、関連する質問に答えた際、「米国は世界で最大かつ最も進んだ核兵器を持つ国として、そのやり方は国際の共通した認識に背いている。核兵器軍縮という特殊かつ優先的な責任を負わないどころか、過去へ逆行して冷戦思考に戻り、大国の競争を吹聴し、身勝手に条約を破り、核能力の建設をますます強化させている。そのやり方は戦略的な相互信頼を深刻に破壊し、核のリスクを増加させた」と指摘しました。
趙報道官は、さらに「米国は国際社会に説明すべきである。米国が国際社会からの関心を直視して、大国が持つべき責任を確実に履行しなければならない」と述べ、世界的な軍縮条約体系を破壊し、世界的な戦略の安定に危害を及ぼす行動を止めるよう米国に呼びかけしました。(藍、星)