北京
PM2.577
23/19
ポンペオ米国務長官が2日の記者会見で、南海やチベットに言及し、中国と米国の大学の協力について質問に答えた際、中国側をむやみに中傷しました。これを受けて、外交部の華春瑩報道官は3日、北京での定例記者会見で、「ポンペオ長官の発言は事実を歪曲したもので、米反中勢力が手段を選ばずに中国を中傷し、中米関係や両国の正常な交流と協力を故意に破壊するよう企てている」と非難しました。
華報道官は「米国は南海の域外国家であるが、南海で武力を誇示したり、トラブルを作ったり、中国と関連諸国との関係を唆し、緊迫情勢を煽り立て、南海の平和と安定を破壊している」と訴え、南海協力発展のトラブルメーカーにならないよう米国側に警告しました。
中米教育交流と協力について、華報道官は「一部の米国人の目から見れば、在米中国人留学生はすべて『スパイ』であり、中国側と米国の大学の交流はすべて『浸透を図る』行為だろう。しかし、これは全くの妄想である。数多くの米国人が中国で暮らしているが、米国のロジックで言えば、彼らも『スパイ』なのか。また、中国では非常に多くの人が英語を学んでいるが、米国側も中国で『浸透活動』をしているということになるのか。米国側のやり方は完全に中米両国人民が交流と協力を強めたいという願いに背き、両国の共通利益に損をもたらしている」と非難しました。(Lin、CK)