北京
PM2.577
23/19
現地時間29日、王毅国務委員兼外交部長はフランスで、ルドリアン外相と会談を行いました。
席上、王部長は、「新型コロナウイルス感染症の発生以降、習近平主席とマクロン大統領は電話会談を4回、外相間でも7回行った。両国政府と人民は互いに支持し、助け合ってきている。これは団結と協力が感染症撲滅の最も有力な武器だということを証明している」と示しました。また、「予防・抑制が常態化している中、初めての外遊先をフランスに決めたことは、自主独立した大国であるフランスと世界で重要な一極としてのEU(欧州連合)を重視している証である。中国はフランスと手を携えて、両国関係を更に発展し、中欧協力を深化させ、多国主義を一層守っていきたい」と述べました。
これに対し、ルドリアン外相は、「中国とフランスは緊密な両国関係を持ち、両国協力も良好な勢いを保っている。感染症抑制において援助を提供したことに感謝している。両国は共同でワクチン開発を進め、それが全世界の公共財となるよう努めていくべきである。WHO(世界保健機関)が職責を果たし、効率を向上させることを支持していく」と示しました。(李、星)