北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は25日の定例記者会見で、20カ国・地域(G20)の債務返済猶予策の実施状況について説明し、「中国は現在、20以上の国から返済猶予の要請を受けており、7月末時点ですでに10カ国以上との間で話をつけたほか、申請中の国々との話し合いも強化し、順調に進めている」と明らかにしました。
趙報道官はまた、「中国は新型コロナ感染症がアフリカなど発展途上国にもたらした影響を大変に重視しており、関連国が直面する債務上の困難を十分に理解している。国際社会が共同で行動し、これらの国々の債務負担軽減を助け、彼らが感染症への対応に集中し、経済が安定させられるよう支援していきたい。今年4月にG20が最貧国を対象に一時的な債務救済措置を提供することで合意してから、中国はその合意に従い、全面的に履行してきた。同時に、金融機関がG20の債務返済猶予策を参照し、市場原理の下でアフリカ国家と商業ベースでの貸付を友好的に行うよう指導した。現在、関連作業が前向きに進んでいる」と示しました。(閣、謙)