北京
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23/19
香港特別行政区では新型コロナウイルスの感染拡大が選挙に深刻な影響を及ぼしたことから、林鄭月娥行政長官はこのほど第7回立法会選挙の1年延期を宣言しました。これについてここ数日、香港各界からは、「選挙の延期は市民の願いに即したもので市民の支持を得ており、生命と健康の安全確保を考慮し、選挙の公平さと公正さを確保する正しい選択だ」との声が次々と上がっています。
全国人民政治協商会議の委員で、香港福建社団連合会の呉換炎主席は、「香港ではここ十数日間、感染の拡大が深刻化していることから、特別行政区政府は9月予定だった立法会選挙の1年延期を決めた。これは事情や道理、法律にかなうもので、市民の支持を得ている。市民の健康と生命の安全が守られたうえ、選挙の公平さと公正さも擁護された」と指摘しました。
全国政協の委員で、香港特区省クラス政協委員連盟常務委員会の朱銘泉副会長は、「1年間の延期は感染拡大が深刻な中で正当で必要なものであり、果敢で責任感のある決定だ」と評価しました。
広東・香港・マカオグレーターベイエリア生態・景観連盟の郭小曼秘書長も、「生命第一は国際社会の共通認識であり、香港特区政府の決定は事情と道理に合致するものだ」と表明しています。(Mou、浅野)