北京
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香港特別行政区では8月2日午前0時(北京時間)までの24時間に新型コロナウイルスの新規感染者数が115人に上りました。
特別行政区では、24時間の新規感染者数が12日連続で100人を超えています。
特別行政区政府は、緊急対応策の一環として、臨床検査技師の派遣を中央政府に要請しました。
これを受け、国家衛生健康委員会は「大陸部PCR検査支援チーム」を組織し、広東省衛生健康委員会は省内の20余りの公立病院から臨床検査技師約60人を選抜しました。そのうちの7人は先遣隊として2日、特別行政区に到着しました。
香港仁済医院の取締役会で顧問を担当する呉志斌氏は「今年に入ってから、祖国の医療システムは(新型コロナ対応で)豊富な経験を積んでいる。大規模なPCR検査は、感染源を排除し感染経路を遮断する有効な手段だ。香港の1日当たりのPCR検査能力は8000~9000件と需要との差がありすぎる。病院の陰圧室不足も深刻だ。大陸部技師の到来は不足を補うものだ」と述べて歓迎の意を示しました。
さらに国家衛生健康委員会は1日、特別行政区で設置された臨時病院の設計や運営、管理に助言するために、武漢市から専門家6人を選抜して「大陸部プレハブ病院支援チーム」を組織し派遣しました。(ジョウ、柳川)