北京
PM2.577
23/19
国防部の任国強報道官は30日の定例記者会見で、「米国側が南海で挑発行為を行ったことを受け、中国はより一層断固として対抗し、主権と安全を守り、南海地域の平和と安定を維持していく方針だ」と述べました。
任報道官は、「米国は南海問題の歴史的経緯と客観的な事実を無視し、南海主権問題で立場を持たないという約束に公然と背いて中国を非難したほか、地域関係を挑発し、空母2隻を南海に派遣して演習を実施した。米国側の覇権主義とダブルスタンダードが存分に示された」と指摘しました。
また、任報道官は、「中国が南海諸島及び周辺海域の主権を持つことは議論の余地がない。このことには十分な歴史的、法的根拠がある。目下、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の共同努力によって南海情勢は安定的で、協議は積極的な進展を得ている。米国が誤った言論、南海における挑発行為、地域関係の挑発を中止することを要求する」と表明しました。(殷、浅野)