北京
PM2.577
23/19
欧州連合(EU)は28日、「香港国家安全維持法」の制定に対し、デリケートな技術や設備の香港向け輸出に制限を加える措置を含め、一連の対抗策を講じると発表しました。これに関して、外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、「中国はこれに断固として反対し、EUに厳正な交渉を申し入れた」と述べました。
汪報道官は、「香港は中国の特別行政区であり、香港問題は完全に中国の内政である。いかなる外国や組織もこれに干渉する権利はない。EUが採択した関連措置は、内政不干渉という国際関係の基本準則に背いている」と指摘しました。その上で、「EUは香港における利益と関心事項があり、その繁栄と安定を望んでいると称するならば、そうした方向に向かって行動すべきである。香港における国家安全の問題を守る中国の立場と行動を尊重し、いかなる形による香港問題と中国内政への干渉を止めて、香港の繁栄と安定に有益となることを多く行い、中国・EU関係の健全な発展に注力するようEUに促す」と訴えました。(Yan、星)