中ロ首脳、両国執政党対話メカニズム第8回会議に祝賀の書簡

　中ロ執政党対話メカニズム第8回会議が23日、テレビ電話の形で行われました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席とロシアのプーチン大統領は、それぞれ会議に祝賀の書簡を送りました。

　習総書記は書簡の中で、「新型肺炎の感染が発生して以降、両国は共に困難と戦ってきた。これによって、両国人民の深い友情が充分に示され、新時代の中ロ関係のハイレベル、特殊性を体現するものとなった」としました。

　習総書記は、また、「感染症の蔓延は、人類が運命共同体であることを示している。各国は団結して協力し合い、共に対応していくべきだ。中ロ両国は責任を負う大国、そして国連安保理常任理事国として、引き続き戦略的な意思疎通や協調を強化し、世界の平和と安定を維持し、国際的な公平と正義を守り、人類運命共同体の構築により大きく寄与していくべきだ」と綴りました。

　さらに習総書記は、「執政党対話メカニズム会議で、新時代における中ロ間の全面的な戦略的協力に知恵と力を貢献していくことを望む」と期待を示しました。

　一方、プーチン大統領は、祝賀の書簡の中で、「ロ中関係は、これまでにないハイレベルに達した。双方は地域および世界的な問題を解決するうえで協力し合って共に努力し、世界の安全と安定の維持を共に推し進めてきた。両国の執政党の対話は、両国関係の重要な一部であり、今会議の開催は、必ずロ中間の全面的な戦略的パートナーシップをさらに強固していくものになると信じている」と示しました。（藍、星）