北京
PM2.577
23/19
国家航天局はこのほど、「中国初の火星探査機はタイミングを見て打ち上げられる予定だ」と発表しました。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)記者が北京航天飛行コントロールセンターで取材したところ、現在、各項目の準備活動は順調だということが分かりました。
北京航天飛行コントロールセンターでは、科学者や技術者が調整とテスト作業を急ぎ、中国初の火星探査任務の準備を行っている最中です。
任務の責任者である張宇氏は、「このほど、発射部門、ロケット部門、探査機部門と数回にわたって、共同で演習を行った。マッチングと飛行プログラムの正確性が確認され、火星探査任務を行う能力があることも証明された」と述べました。
人宇宙飛行や月探査任務と比べ、初の火星探査任務は最新の研究分野であり、実施時間が長く、測定とコントロールが複雑で、軌道コントロールの要求が高く、応急処理が難しいなどの特徴があるということです。(殷、柳川)