北京
PM2.577
23/19
米国務省が発表した中国の南海での主権をめぐる声明について、中国外交部の趙立堅報道は14日の定例記者会見で、「米国の声明は南海問題の歴史的な経緯と客観的な事実を無視したもので、この問題において立場を示さないという米国の公式の承諾に背き、国際法を恣意的に歪め、違反し、地域の平和と安定を破壊する無責任な行為だ。中国は米国の誤ったやり方に強く不満を示し、断固として反対する。南海問題における挑発行為を即時に停止し、間違った道を一方的に進まないよう督促する」と語りました。
趙報道官はまた、「中国は、南海に『海洋帝国』を作るなどという考えを持ったことはない。一貫して南海周辺各国を平等に扱い、南海の主権と権益の保護について最大限に冷静さを保っている。米国が南海仲裁裁判について誇張するのは、自身の政治目的を満たすためである。これは、国際海洋法の乱用行為であり、中国は断固として受け入れることができない」と強調しました。(李、謙)