北京
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83年前の1937年7月7日発生した「盧溝橋事変」は、その後8年も続く中国人民抗日戦争の全面的勃発を意味しました。全国各地では、記念活動を行い、革命に殉じた烈士を偲び、歴史を銘記していきます。
中国人民抗日戦争記念館の羅存康館長は取材に対して、「『盧溝橋事変』は、日本帝国主義が発動した中国を全面的に侵略する戦争の起点であり、中国人民が全民族抗日を始める起点でもある。第二次世界大戦は、各国人民に苦難をもたらした。我々は、歴史を銘記し、教訓を汲み取り、平和を大切にし、維持していくべきだ」と指摘しました。
毎年7月7日は多くの人々が自発的に盧溝橋を訪れ、烈士を祭り、追想します。今年89歳の鄭福来さんは、盧溝橋鎮の1代目の鎮長で、1952年から自発的に来訪者たちに盧溝橋の抗日の歴史を紹介しています。7日の朝、鄭さんは、盧溝橋のたもとで献花し、哀悼の意を表しました。鄭さんは、「歴史を銘記すべきだ。特に若者たちにこの歴史を知ってもらいたい」と話しました。
また、南京市では、南京市外国語学校の高校三年生40名が7日、南京大虐殺犠牲者記念館を訪れました。学生代表は、「今日訪れた私達は2000年以降の生まれだが、歴史を直視して、経験と教訓を汲み取ってはじめて、よりよく未来への挑戦に直面していけるだろう」と述べました。(藍、CK)