北京
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今年7月1日は中国共産党の99歳の誕生日です。創立当時、50人ほどしかいなかった政党でしたが、今日に至っては党員9000万人以上に上ります。共産党は中国を率いて、長年にわたり継続して世界経済の成長をリードし、貢献度は30%を超えています。中国共産党はネットユーザーから「史上最強の創業団」とも呼ばれています。一体この政党はどのような事業を行ってきたのでしょうか。
(1)中国を率いて貧困脱却を実現
1978年11月、小崗村の農家18世帯は土地を各世帯に請け負わせる契約書に拇印を押しました。ここから中国共産党は改革開放の幕を開きました。今日の小崗村の農地は機械化が実現しているほか、農家は家でレストランを開き、各地からの観光客を迎えています。それと同時に現地には農産物加工工場が設置されているため、住民の平均年収は一人あたり2万5000元を超え、住環境は快適で、自家用車を保有する素晴らしい生活が実現されました。
40年ほど前の小崗村の住民の変化(写真1は資料写真 写真2と写真3 撮影:李晋)
中国中部に位置する安徽省鳳陽県小崗村の子供達
40年前、学校には机などがなかったため、子供は家から持って来た腰掛けに座りました。それから40年後、立派な校舎が建てられ、子供たちはグラウンドで体育の授業を受けています。
1970年代末から今までの40数年間、共産党は7億人の貧困脱却を実現させました。中国農村部の貧困発生率は1978年に97.5%でしたが、2019年には0.6%にまで下がりました。
(2)国民の安全を保護
2020年初頭、突如発生した新型コロナウイルス感染症は厳しい挑戦をもたらしました。共産党は「生命至上」の理念で、迅速に行動し、3カ月で感染症の感染拡大を食い止め、多くの民衆を救いました。統計によりますと、中国共産党員3000万人近くが第一線で感染症との戦いに参加していたということです。
(3)厳しい自然環境を改善
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2019年2月に衛星観測の結果を発表し、「過去20年間で、世界はますますグリーンになった。主に中国とインドの2カ国の努力により、世界の緑化率は成長した」と明らかにしました。
中国の森林カバー率は1949年の9%から現在では23%にまで向上。砂漠化問題は効果的に改善され、問題地域に生活している住民7000万人以上が貧困から脱却しました。
写真:1960年代 北京から約200キロ離れた河北省塞罕壩は砂漠だった
写真:今日の塞罕壩は森林面積7万4700ヘクタールある世界最大面積の人工林。国連環境計画(UNEP)から国連最高の環境賞である「地球大賞」の「激励・行動賞」を授与された
(4)他国の共同発展を支援
共産党は他の国の共同発展のためにできる限りの支援を行いました。2019年3月まで、中国は「一帯一路」沿線国と海外の協力パーク82カ所を共同建設し、相手国へ税金20億ドル以上を支払って、現地に30万以上の就職の機会を創出しました。
写真:ナイジェリア中部のカファンチャンでは、鉄道建設に携わる労働者がレールの調整を行なっている。レールは中国企業が敷設したもの
(5)党内の腐敗取り締まりを厳格に行う
習近平氏が中国共産党総書記に就任し、さらに2012年には党を全面的に厳しく管理して、腐敗取り締まりを強めることは人々に深い印象を与えました。米紙『ニューヨーク・タイムズ』には「主席が官吏の腐敗問題を厳しく処理 人心を鼓舞」と題した文章が掲載され、「習総書記が率いた腐敗取り締まりは、民衆にも便宜を図った」と評価しました。
(作者:中国日報美術部 李旻)
実際のところ、中国共産党が創立して以降の驚くほどの成果は数え切れません。99歳の「史上最強の創業団」、誕生日おめでとうございます。今後、中国と世界の発展により多くの奇跡をもたらすことを期待しています。(殷、星)